『トゥームレイダー: レジェンド・オブ・ララ・クロフト』あらすじ&ネタバレ 感想【Netflix オリジナルアニメ】

『トゥームレイダー: レジェンド・オブ・ララ・クロフト』の簡単な概要

 本作は人気ゲーム「トゥームレイダー」シリーズを題材にしたNetflixオリジナルのアニメーション作品となっています。

 2024年に配信されており、全8話で30分程度の作品となっています。

 制作はゼウスの血やキャッスルヴァニアなどを制作されていたパワーハウスアニメーションスタジオです。

 舞台は2018年に発売された『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の後の話となっており、『トゥームレイダー:レジェンド』から始まる三部作への橋渡しを行う内容となっています。

 その象徴として、『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』などの作品のキャラだけでなく、『レジェンド』に登場したキャラクター”ジップ”も現れています。

 本作はシーズン2の制作まで決定しているようで、2シーズン分の発注が行われているとの事。実際、続きを匂わせる終わり方となっています。

 IMDbでの評価は5.1とだいぶ低めです。

『トゥームレイダー: レジェンド・オブ・ララ・クロフト』のキャスト

  ララ・クロフトの声を演じているのは『アベンジャーズ』や『ミッション・インポッシブル  デッドレコニング』などのヘイリー・アトウェル、ララの友人にして相棒役のジョナ役にはゲーム版の声優と同じアール・バイロン。そしてシリーズに久々の登場となったジップを演じているのは『The Last OG』などのアレン・マルドナードです。


 また、ララの敵であるデヴェローには『ホビットの冒険』のリチャード・アーミティッジが配役されています。

『トゥームレイダー: レジェンド・オブ・ララ・クロフト』のあらすじ

  若き冒険者にしてトレジャーハンターの”ララ・クロフト”。彼女は『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』までの冒険で失った友人”コンラッド・ロス”の思い出に苦しんでいた。

 悲しみを癒やすため、ララは友人の”ジョナ”と”ジップ”の力を借りて高名なトレジャーハンターであったララの父などが所有していた宝を寄贈しようとパーティーを行った。

 しかし、そのパーティーにデヴェローが乱入し、ロスとの思い出の品である翡翠の宝石とその箱を奪われてしまう。

 ララはデヴェローを追ってジョナと共に中国の奥地に向かい、遺跡の謎を解いて翡翠の宝石が入っていたものと似た赤い小箱を手に入れるが、中身は入っていなかった。また、帰り道に突然津波とデヴェローに襲われ、ジョナを失ってしまう。

 ララは赤い小箱の中に入るべきルビーを求めてトルコに向かったが、そこでデヴェローと再開。彼は自分とララの境遇が似ていること、”ライト”と呼ばれる組織を憎んでいることを伝えた。

 ギャングが持っていたルビーを手に入れたララだったが、デヴェローに操られたジョナにやられてルビーを奪われてしまう。ルビーと翡翠を合体させたデヴェロー。

 デヴェローの過去を探るため、ララはパリに住むロスの娘”カミラ”の元へ。インターポールの捜査官となっていた彼女と過去に諍いを起こして負い目のあるララだったがなんとか和解。

 カミラと共にデヴェローが幼少期を過ごしたデヴェローの父が神父をしていた教会へと向かう。そこで『ライト』が元テンプル騎士団であること、『ライト』がデヴェローの父を殺したことを知る。

 それに加えてデヴェローが追っている石は全部で4種類あり、それを全て手に入れると世界に危機が訪れることもララは知った。

 また、デヴェローの次の目的がイランである事を知り、ララはジョナの知人の力を借りてイランへ。デヴェローを阻止することは出来ず、彼は3つ目の石を手にしてしまうがララはジョナを助け出すことは出来た。

 最後の石は中国の涿鹿の戦いの古戦場にある事を知ったララとジョナは中国へ。

 古戦場跡はテーマパークとなっていたが、そこでインスピレーションを得たララたちは遺跡を見つけてそこへと向かう。遺跡で起動させた奇妙な装置により二人はモンゴルへとワープ。しかしそこもデヴェローが先回りしており、彼は4つ目の石を手にしてしまった。

 4つの石を合わせた力によりララは崩壊する遺跡の崖の下へ。なんとか這い上がったララだったが気絶してしまう。失う意識の中、精神世界でララはこれまで自分が失ってきたものを再び確認し、自責の念に苛まれる。

 中国の奥地で移籍を探索した際に助けた存在の協力もあり、なんとかララは意識を取り戻す。改めて仲間に感謝したあと、デヴェローを阻止するためにララたちは『ライト』の幹部たちが集まっているとされる孤島へ向かう。

 デヴェローの目的は『ライト』の幹部を一掃すること。孤島でカミラや捜査官たちと合流したララはデヴェローの元へ。石の力で強大になっていたデヴェローだったが、カミラの協力もありなんとか倒すことができた。

 デヴェローを逮捕することが出来たララは、石を封印するためにジョナと共に崑崙山へ。試練を乗り越え、封印を成したララ。

 事件後ジョナの結婚式に出席したララだったが、親友の”サム”から電話が。心配になりサムのアパートへと訪れたが荒らされた形跡が残されていただけで、サムの姿はなかった。

 ララはサムを探すことを決意した。シーズン2へと続く。

『トゥームレイダー: レジェンド・オブ・ララ・クロフト』の感想

シリーズ間の橋渡し

 2007年に制作されたシリーズ以来のアニメ作品となった本作。

 下敷きには『トゥームレイダー(2013)』から『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』までの三部作で起きた事(ロスの死など)があるのですが、そこを知っていないとどうなんだろう?と思うこともあったり。

 あとジップも過去作の登場人物の割に、ものすごくララと親しげに登場するので新シリーズしか知らない人はだいぶ困惑しそう。

内容はトゥームレイダーらしいけど

 とてつもない力を秘めた石を追って、世界各地の遺跡を冒険しつつ、歴史的な事象に新たな見方を加えるというシリーズっぽさは出ているストーリーになっています。

 ただ、ちょっとアクション方面が不満かな… 特にその手のリアリティーショーみたいなチープめのトラップがあったりしたのが。

それと悪役のデヴェロー。彼というか彼に関わるライトがテンプル騎士団の末裔という美味しい設定であったのにも関わらずかなりあっさりと流されてしまい、だいぶ残念。

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