『トイ・シャーク』あらすじ&ネタバレ感想【サメ映画】

『トイ・シャーク』の簡単な概要

 本作、「トイ・シャーク」は2022年に公開されたアメリカ映画です。

 ぬいぐるみのサメが大暴れし、次々と人を食べていく作品となっています。

 マーク・ポロニアとアンソニー・ポロニアの兄弟が制作しており、SRS Cinemaから配給された作品で、日本国内ではランドシャーク・プロジェクトさんが配給しているようです。

IMDbでの評価は3.7とだいぶ低め。サメ映画ですしあんまり気にしないで良いとは思います。

『トイ・シャーク』つまらない? おもしろい?

  普通の人には勧めませんが、本作『トイ・シャーク』は低予算のサメ映画としては面白い方なんじゃないかと思います。なんとも言えない微妙な性格の登場人物が次々にぬいぐるみサメに食われていくテンポがクセになりそう。

  サメ映画マニアには結構おすすめです。サメ映画マニア以外にはおすすめしません。

『トイ・シャーク』のキャスト

 『トイ・シャーク』のメインキャラであるベビーシッターのライラ役を務めるのはダニエル・ドナヒューさん。多くのB級映画に出演されている方のようです。

『トイ・シャーク』のあらすじ

 母親と二人で暮らす少年カービーの元に、ある日漁師である父からサメのぬいぐるみが送られてくる。そのぬいぐるみは子どもに人気のサメのキャラだったが、ぬいぐるみの中には父親が仕留めた悪魔のサメの歯が入っていた。

 母親は新しい彼氏と外出する事になり、ベビーシッターとして知り合いのライラを呼び寄せる。カービーを嫌っているライラは彼に辛く当たるのだが、一方ぬいぐるみのサメがカービーに悪夢を見せたり、彼のドーナツを食べたりなど怪行動に。

 そして正体を見せ、グロテスクな姿になったぬいぐるみのサメは隣人や泥棒やライラ、そしてライラの友人たちを餌食にしていく…

 最後は危機を感じたカービーの父親がぬいぐるみのサメを仕留め、エンド。

『トイ・シャーク』の感想(ネタバレあり)

深い内容とかはないのだが

 冒頭からすごくやる気のない合成映像を見せられ、本当に大丈夫なのか? と思ってしまう本作ですが、意外や意外にその後は頑張っています。ことごとく演技が棒なところや、よく分からない謎の子供向けオリジナル曲を聴かせられたりとか、このシーン居る…?みたいな謎の場面がちょいちょいあって間延びしてるとかはあるんですけど…

 一番好きなのは警官役の人。全く腰の入っていない状態で拳銃をパンパン撃つ姿がたまりません。

サメを応援したくなってしまう…?

 (比較的)サクサクと人々を食べていくぬいぐるみのサメくんの頑張る姿と、予算の関係でグロテスクなシーンがあまり無いのが本作の良いところ。血の量はそれなりに多めですが…

 カービーくんに危害を加える様子もなかった(最後は巻き込まれそうになりましたが)のも好印象です。

これは新たなサメ映画のスタイルだ!(違うかも)

 一目で合成とわかるサメ…ではなくぬいぐるみのサメになるだけで少しはちゃんとしたホラーっぽくなるんだな…という気付きを得ることが出来た本作。

 サメ好きは一見の価値あり……かも?

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