『バイオハザード:インフィニットダークネス』の概要
本作は有名ゲームシリーズであるバイオハザードの外伝をフル3DCGで描くオリジナルアニメシリーズとなっています。
製作プロデュースはトムス・エンタテインメント、製作は2017年に設立されたばかりのQuebicoで行っているのだとか。
監督は映画『海猿』シリーズや『暗殺教室』シリーズなどを手掛けた羽住英一郎、脚本は『クローズZERO』などを手掛けた武藤将吾さんだとの事。
アニメ畑というよりは、映画やドラマなどで活躍されているお二方のようですね。
『バイオハザード:インフィニットダークネス』のあらすじ(ネタバレ注意!)
起
ペナムスタンと呼ばれる地。そこにボランティアとして赴いていたクレアは、地元の少年が描いた異様な絵に、かつてラクーンシティで見たゾンビたちの姿を重ねる。
同時期、サイバー攻撃に対する対策を行う為にホワイトハウスに呼び出されたレオンとジェイソン、シェンメイ、パトリックのエージェントたちは突如として発生した停電の中、ゾンビによる襲撃を受ける。
ホワイトハウスの襲撃を受けた事により、国防長官であるウィルソンに命じられ、中国上海に存在する科学施設への潜入を命じられたレオン、ジェイソン、そしてシェンメイ。
しかし、潜水艦はB.O.W.の襲撃により沈没。間一髪脱出したレオンは、ジェイソンとシェンメイがアメリカ政府を裏切っている事を知る。
承
ジェイソンを撃った後、逃れたシェンメイを追って上海のある地区にたどり着いたレオン。
そこでシェンメイが語った真実とは、過去に少将であったウィルソンがペナムスタンでB.O.W.(タイラントのような生物兵器)の実験を行っていた事により、特殊部隊に所属し、極秘任務に当たっていたシェンメイの弟のジュンシーは感染。ゾンビとなってしまった。
ジェイソン率いるマッドドッグス隊はペナムスタンで生き残ったものの、作戦の過程でウィルスに感染。抑制剤がなければゾンビとなる体になってしまい、ウィルソンの手先として数々の陰謀に関わるようになった。そして、彼はある製薬会社と手を組んでいた。
転
一方、独自にマッドドッグス隊の元兵士達を追っていたクレアは、ウィルソンの部下によって彼が支配する地下研究施設へと拉致監禁されてしまう。
ウィルソンはそこでクレアに対し、ペナムスタンとアメリカ軍にB.O.W.を配備し、それに伴い発生する抑制剤市場で莫大な利益を上げる夢を語る。
しかし、そこへジェイソンが乱入。彼はB.O.W.となってウィルソンに噛みつき、彼をウィルスに感染させる。
彼の目的は研究施設の真上で行われているペナムスタンに関する調印式に乱入し、己の姿を世界中に見せ、恐怖を世界中に振りまくことだという。
結
ウィルソンの陰謀を暴く鍵は揃っており、そんな事をする必要などないというシェンメイの説得にも耳を貸さず、彼女を殺害して調印式を目指すジェイソンだったが、レオンとクレアの協力の前に破れ死亡。その後、どこかの施設でウィルソンはトライセルの関係者と接触。抑制剤を打つ事に成功した。
調印式が無事行われた後、シェンメイが所持していた陰謀に関するチップをクレアはレオンに要求するも、自分の手で決着を付けるとレオンは断り、エンドロール。
『バイオハザード:インフィニットダークネス』の感想
やや消化不良のバトル
シリーズおなじみのゾンビとの戦闘が1話目からあり、中々に期待したのですが、その後はネズミゾンビと戦ったくらいで、残りは回想で出てくるのみ…
生物兵器となったジェイソンのとのラストバトルも、調印式に向かうジェイソンを止めようとするレオンはあまり相手にされている感も無く、むしろ見逃した所を不意打ちで倒す、というなんとも言えない結末。正直がっかりポイントです。
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