作品情報
『# 生きている』の簡単な解説
今回紹介するのは、韓国発のゾンビ映画です。
最近お隣ではゾンビブームなのか、新感染を始めとしていいゾンビ物が量産されてますね~
これも公開初日に20万人以上の動員を果たしたという中々のヒットになった作品なんだとか。
Netflix限定配信という事になります。
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『# 生きている』の制作陣・キャスト
主演は『トキメキ☆成均館スキャンダル』や『六龍が飛ぶ』で存在感を示したユ・アインに、『美男<イケメン>ですね』や『7番房の奇跡』のパク・シンヘという実力・人気共に兼ね備えた大物を起用しています。
監督はチョ・イルヒョン氏で、これが初の長編監督なんだとか。
しかし、本作はそんな事を微塵も感じさせない出来栄え。すごい才能が眠っていたんですね~
『# 生きている』のあらすじ(ネタバレ無し)
団地で両親、そして姉と暮らすオ・ジュヌ(ユ・アイン)は自分で組み上げたパソコンでゲームをやって過ごすだけの、怠惰に満ちた日々を送っていた。
しかし、その日々は唐突に終わりを告げる。謎の病気の拡大と、病気に感染した人々が他者を食らうというニュースによって。
ジュヌはその病気に侵された人々が、他者を食らう様を団地の窓から目撃した後、隣人が突如として自宅に入り込んできた事に気がつく。
そして、彼が感染しているということも。なんとか彼を押し出し、ドアに鍵を掛けて閉じこもり、引きこもり生活を開始するジュヌ。
ある程度は快適に過ごしていたジュヌ。しかし、それも水道・ネット・電話が繋がらなくなるまでの話…水も食料もなくなり、自暴自棄になる中、両親と姉が残した最期のボイスメールにより、生きる希望を失った彼は首を吊ろうとする。
だが、その時彼は団地の向かいに住むム・ユビン(パク・シンヘ)と出会う。
ドローンによってなんとか接触に成功したジュヌとユビンの二人は、そのやり取りの中で絆をゆっくりと深めていく…
『# 生きている』の結末(ネタバレ)
『# 生きている』の感想(ネタバレあり)
韓国ゾンビ映画はとんでもない
いやー、いい映画でした。
舞台が団地の中だけと極めて限られているというのに、それを感じさせないのはその題材の面白さに加え、韓国の風俗を感じさせるような様々なアイテムが散りばめられている上に、話の構成も実に巧みだからでしょう。
テンポの良さ、構成の巧みさ
ゾンビものにありがちな仲間割れなんかは一切ないどころか、中盤まではジュヌ以外に主要な人物が全く出てこないという構成。彼とともに孤独を感じた後に、ユビンが登場するのですから、その存在感は一際目立っています。
等身大のキャラクター
ジュヌのキャラも面白い。引きこもりがちな内向的な青年というキャラを、ユ・アインがしっかりと演じきっている上に、あちこちで登場するドローンを始めとしたガジェットも今の韓国を表しているようで実に最高です。
パートナーも負けてはいない
忘れてはいけないのはユビンのキャラクター。中盤からの登場という事もあり、そこまでバックグラウンドを深く描かれはしないのですが、作中で描かれる登山道具を始めとする彼女の自室の風景だけで、それとなく彼女の背景を読み取る事が出来る。こういうの好きです。
即席麺の食べ方で伝わる感情
作中で一番好きなのが、二人が無線越しに即席麺を食べ合うシーン。今や世界に広がる即席麺文化、その一旦を見れるのが面白いのと、この小さなアクションで二人の心が重なるという事を表現している名シーンだと思います。
オチが弱いのは様式美か
唐突に登場した別の人間と悶着を起こした後、なし崩しに脱出するようなラストには少し不満が残りますが、そこまでがとても面白かったので問題なしです。
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