こんな人にオススメ
・ジャッキー・チェンが好き
・カンフー映画が好き
・B級映画が好き
作品情報
キャスト・登場人物
インドと中国の共同制作というこの作品。
主演はジャッキー・チェン。ヒロイン役はボリウッドを中心に活動しているディシャ・パタニ。
その他情報
本作、中国本土ではヒットしたようですが、それ以外では惨敗。 共同制作相手のインドでは封切り初日に56万ドルに終わり、Metacriticを始めとしたレビューサイトでも芳しくない評価となっています。
これだけ見るとちょっとヤバい匂いがする作品ですが、さてどうでしょうか。
この映画はNetflix・PrimeVideo両方で見れますので、お好きな方をどうぞ。
Netflixはこちら。
PrimeVideoの吹き替え版はこちら。
字幕版はこちら。
あらすじ
王玄策率いる唐の使節団と舞台となるマガダ国で反乱を起こしたアルジュナとの戦から物語は始まり、現代で考古学者を勤めているジャック(ジャッキー・チェン)の元に、インドの考古学者であるアスミタ(ディシャ・パタニ)がマガダ国の財宝の在り処を示す地図を携えてやってきます。
ジャックはアスミタ、そして助手の学生達や友人の息子であるジョーンズ、ジャングオの協力を得てチベットで財宝の鍵となる巨大な宝石を手に入れたのですが、アルジュナの子孫であるランドルが襲撃。その混乱に乗じてジョーンズが宝石を奪って逃げてしまいます。
その宝石を取り戻すためにドバイで一騒動を起こした後、インドでアスミタが告げた事実。それは彼女こそがマガダ国の子孫であるという事。
インドでランドルとその一味に脅されたジャック一味は、表面上は彼の指示に従い、寺院に偽装された財宝の在り処に辿り着いた彼らが見た物……それは、黄金に輝く仏像と寺院。
黄金を独占しようとするランドルに対して、ジャックのカンフーが火を吹く!
感想(ネタバレあり)
感想とすれば、お金のかかったジャッキー映画以外の何者でもないという。
むむっとなったのは開幕のファンタジー武侠バトルっぽい謎のバトルくらいで、後はほぼジャッキー・カンフー・インド美女で構成されてます。言ってしまうと割と古臭い作りです。3Dとか話の構成とか。謎のアップル推しやガジェット推しはあるんですけど、本当にカンフーで大体解決する映画になってます。
ジャッキーはすごい
御年65歳になる(本作だと公開時には63歳)というのにカンフーのキレはものすごい。今のジャッキーの年齢からは信じられない位キレッキレの拳や脚がこれでもかという程に推されてきます。ここはもう文句なし。文句の付けようがないです。
しかし、それ以外はすごくない
ドバイでのカーチェイスシーンなんかは結構派手ですが、割と3Dっぽさがバリバリなので今になって見ると……
と思うんですが、これ2017年公開なんですよね。
そしてインド要素も激薄
中国インドの共同制作というのですが、インド要素は控えめ。後半にノルマのようにインドっぽい笛吹き男とか蛇使いとか座禅しながら浮遊してるグルとかが出てくる程度。
そもそも今のインドって仏教じゃなくてヒンドゥー教が大多数だった気がするので、仏像を前に最後悪役含めてみんなで踊りだす展開も???な物が。
ハッピーエンドだったので細かい事を気にしてはいけないんでしょうけども。
ジャッキーやカンフー要素が好きな人にはおすすめです。
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